curl-loaderを使ってみる
Webサーバーへの負荷かけツール curl-loaderを使ってみる。
インストール
今回はAmazon Linux 上にインストールする。
Amazon Linux には、デフォルトでは make や gcc などが入っていないため、事前にインストールする。
yum install make gcc patch openssl-devel
curl-loaderをダウンロードする。
wget http://sourceforge.net/projects/curl-loader/files/latest/download?source=files
展開して、コンパイルして、インストール。
bunzip2 curl-loader-0.56.tar.bz2 tar xvf curl-loader-0.56.tar cd curl-loader-0.56 sudo make sudo make install
以上で、インストール完了。makeの実行完了には数分ほどかかる。
conf ファイル作成
curl-loader.conf ファイルを作成。中身は下記。
########### GENERAL SECTION ################## BATCH_NAME= 10K-clients CLIENTS_NUM_MAX=5000 CLIENTS_NUM_START=100 CLIENTS_RAMPUP_INC=50 INTERFACE =eth0 NETMASK=255.255.255.0 IP_ADDR_MIN=xx.xx.xx.xx IP_ADDR_MAX=xx.xx.xx.xx CYCLES_NUM= -1 URLS_NUM= 1 ########### URLs SECTION ####################### URL=http://xxxxxxxxx/index.html URL_SHORT_NAME="local-index" REQUEST_TYPE=GET TIMER_URL_COMPLETION = 0 TIMER_AFTER_URL_SLEEP = 0
IP_ADDR_MIN と IP_ADDR_MAX で IP アドレスのレンジを指定できる。このレンジの間にある複数のIPを使って、負荷をかけることができる。つまりは、負荷かけ側が異なるIPでアクセスできる。
が、Amazon EC2の環境では、この方法は成功していない。自身のIPアドレスをMINとMAXに指定することで、成功した。
負荷かけ実行
作成したconfファイルを指定する形で、下記のように実行する。
sudo curl-loader -f ./curl-loader.conf
以上で、成功!